死ぬ夢を見ました
夢を見ました
心臓の異常で死んだようです
私は、葬式会場の隅っこでただ呆然と立っていました
誰かの棺桶があり、その近くには私の遺影…
やっぱり私は死んでるみたいですね
葬式には中学時代の同級生がたくさん出席していました
もし本当に私が死んでもそんなに人はこないだろうけどね
訳が分からなくなった私は隅っこでうずくまっていました
「ああ、私は死んだんだなぁ…」と思っていたその時に
「ほら、そろそろ行くよ」とスーツ姿の男性に声をかけられました
私は、なんの疑問も持たずにその人についていきました
「一つだけ、持っていきたいものがあったら持っていってもいいよ」とのことだったので、父親の形見でもあるカメラを持っていきました
あっちの世界は、まるで時が止まっているかのような感覚がしました
私が来た場所は、だだっ広い海が見える待合室のような小屋でした
海の向こうには大陸のようなものが見えていました
さっきのスーツ姿の人に「海の向こうには何があるんですか?」と聞いたところ
「こことは違う世界がある、向こうに渡るには2000年かかるよ」とのことでした
そして私は連れられるがまま、仮住居のような場所に案内されました
「ここはただの控室のようなものだ、自由に使ってくれて構わない」、とスーツ姿の人
その住居は自分が今住んでる家とそっくりでした
家電のような物も皿や服のような小物も無く、とても殺風景な場所でした
散歩がてら、近くの林を歩いていました
死んでからというものの、とても暇で暇で仕方がありませんでした
やることは無いのか?行かなくちゃいけない場所は無いのか?そんなことを思いながら林を進んでいると、ちょっと道が開けた場所がありました
開けた場所についた瞬間、謎のモノが見えました
酸化して黒ずんだ血が滲んでいる包帯を頭に巻いたボロボロのワイシャツ姿の人物が前斜めの姿勢からピクリとも動かずに立っていました
包帯は首から上全体に巻かれており、顔のようなものは認められませんでした
そして、こちらの存在を悟られないようにゆっくりゆっくりと後退していった次の瞬間
「カカカカカカカカカカカカカカカカカカ」と甲高い声を出しながらこっちに振り向いたその人物
「ギャアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!」と女性のような叫び声を出しながらすごい速さで私に迫ってきて…
そこで目覚めました
以上、夢日記でした